2025/07/25 保健看護学科
【保健看護学科】科目紹介「看護技術総合演習Ⅰ」
この科目は、「対象者の健康状態とニーズを把握し、生活援助および診療援助をおこなうためのより実践的な看護技術を修得する」ことを目的とした看護師課程3年生の選択科目です。
1年生、2年生の必修科目である生活援助論Ⅰ?Ⅱ、診療援助論で学んだ日常生活を援助する技術や診療に伴う援助の技術から臨床場面で実施頻度の高い看護技術(清潔援助、排泄援助、注射、採血など)をより確実に身につけるために、演習形式で学びます。臨床に近い場面をシミュレーションし、グループの学生間で演習のシナリオ(患者設定、必要物品、実施方法、手順と根拠、観察点、注意点、実施後の片付け、記録)を作成し、シミュレーション形式で実施します。実施後にはグループで振り返りとディスカッションを行い、良かったことや課題と解決方法などを明確にし、学びを共有します。
ここでは、「採血の実際」の授業内容について紹介します。

2年生の診療援助論では、血管モデルを使用して静脈血採血の演習を行いました。この科目では、実践的な看護技術を修得するために学生同士で行います。血管モデルで練習を重ねた後、学生の同意を得て教員の監督のもと実践します。
学生は、採血の目的、方法、合併症などについて事前学習を行います。必要物品は、作成したシナリオを基に学生自身が準備します。
学生は、採血の目的、方法、合併症などについて事前学習を行います。必要物品は、作成したシナリオを基に学生自身が準備します。
学生同士の実践では、患者役と看護師役に分かれて相互に行います。医師の指示書を確認後、対象者に採血の説明を行い、実際に採血を実施しました。初めて人体に針を刺すことで緊張しながらも、苦痛を最小限にして安全に実践するために教員の指導を受けながら真剣に取り組んでいました。
また、学生の安全に配慮し、医師の石澤賢一教授にお越しいただき、学生は安心した環境で行うことができました。
【学生の学び】
細やかな声掛けがあると安心感に繋がると学ぶことができました。
留意点やコツ、ポイントを身につけることができ自信に繋がりました。
また、学生の安全に配慮し、医師の石澤賢一教授にお越しいただき、学生は安心した環境で行うことができました。
【学生の学び】
細やかな声掛けがあると安心感に繋がると学ぶことができました。
留意点やコツ、ポイントを身につけることができ自信に繋がりました。



