2025/05/16 福祉行政学科

「プロジェクト実践活動」で地方公共団体の今を知る!

 5月10日(土)に、「プロジェクト実践活動」の初回授業が行われ、約60名の受講生が参加しました。
福祉行政学科の「プロジェクト実践活動」は、東北の諸地域の福祉課題に焦点をあて、地域のフィールドワークをとおして地域課題を発見し、その解決策を提案する授業です。受講生たちは、山形市、大崎市、涌谷町の3か所から興味のあるフィールドを選び、その地域でフィールドワークを行います。このフィールドワークのプログラムは、各自治体と社会福祉協議会の協力のもと、プロジェクト方式で進行します。
5月10日(土)は、山形市、大崎市、涌谷町の担当職員の方々が、それぞれの自治体の概要や、地域福祉の推進と地域福祉計画について、お話ししました。次回5月24日(土)は、社会福祉協議会の方々を講師にお招きし、社会福祉協議会の役割や地域課題への取組みの理解を深めます。
大崎市の概要と地域福祉計画について
大崎市の地域包括ケアシステムについて
涌谷町の地域福祉の推進と地域福祉計画について
山形市の地域福祉の推進と地域福祉計画について

受講生の感想

● 大崎市、涌谷町、山形市の職員の方の講話を聴いて、課題に対する事業はそれぞれの地域で違うが、どの地域も少子高齢化や地域におけるつながりの希薄化が根本にあり、大きな問題であることに改めて気づかされました。入学してからまだ1か月で今日初めて聞く言葉がたくさんあり、難しい言葉をこれからしっかりと意味を含めて勉強しなければならないので、自分も4年後地域のために働く今日出会った職員さんのようになれるよう、プロジェクト実践活動や授業を通して学びたいと思います。

● 今日の講義では、3つの市町村の各自治体の概要や取り組みについての話を聞きましたが、3つの市町村中3つの市町村が少子高齢化の進行を問題視していて高齢者が増えているという世の中であることから高齢者福祉について学んでいくことは365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@なことであると再確認することができました。また、生活が不自由なく送れるようその町のニーズに合わせていくことが地域社会の発展には欠かせないことであると思いました。これからの未来を変えていくためには、私たちが取り組みや活動に力を入れていく必要があると感じました。

● 本日の講義では山形市、涌谷町、大崎市の方々に来て頂き、各地域の現在の状況、より良い街にするための計画や取り組みについてお話を聞くことができた。自分がこれからプロジェクト実践活動を通して学ぶべきこと、考えるべきことなどをぼんやりとした形ではなく、はっきりとしたものに繋げる良い機会となりました。また、各地域の魅力、特定の人だけにフォーカスするのではなく、すべての人が住みやすいまちにするために行っていること、これから先の計画等とても学ぶことが多くありました。将来、公務員を目指している自分にとって、実際に現場で最前線で活躍されている方々からお話を聞けたことはとても有意義な時間となりました。そして、これからプロジェクト実践活動というとても素晴らしい機会を通して、誰もが住みやすいと感じるまちにするために、何が必要で、何が求められているのかを現場に行き、自分の目で自分の耳で確かめ、将来の自分に繋げていきたいと思います。