2025/11/30 福祉心理学科 総合福祉学研究科 福祉心理学専攻 同窓会
【卒業生インタビュー】鈴木桂介さん(2006年 福祉心理学科卒 / 2008年 大学院福祉心理学専攻修了)
卒業生インタビューでは、様々な業界で、福祉心理学科、大学院福祉心理学専攻で修得した心理実践力を活かし、活躍している卒業生にスポットを当てて紹介します。
今回の卒業生インタビューは、鈴木桂介さんです。
鈴木さんは、東北福祉大学総合福祉学部福祉心理学科卒業後、東北福祉大学大学院の福祉心理分野修士課程を修了されました。陸上自衛隊に入隊され、現在は、自衛隊仙台病院のメンタルサポートセンター長としてご活躍されてます。
鈴木さんは、東北福祉大学総合福祉学部福祉心理学科卒業後、東北福祉大学大学院の福祉心理分野修士課程を修了されました。陸上自衛隊に入隊され、現在は、自衛隊仙台病院のメンタルサポートセンター長としてご活躍されてます。
— 現在のお仕事について教えてください。
自衛官は、国家を守り特別職の国家公務員です。主たる任務には、国の防衛、災害派遣や国際平和協力活動などがあります。自衛隊は、大きな組織で、多くの「人」で成り立っている組織です。国民のために、やりがいをもって働ける組織でもあります。様々な仕事の種類があり、所属している陸上自衛隊では、「普通科?航空科?機甲科?会計科?警務科」などがあります。陸上自衛隊の一般陸曹候補生課程に入隊後、幹部候補生選抜試験に合格し、様々な地域や職種の勤務を経て、365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@7年3月から、自衛隊仙台病院のメンタルサポートセンター長として勤務しています。メンタルサポートセンターでは、精神的な不調に陥った職員の方が、職場に戻れるよう支援する仕事をしています。また、東北の各駐屯地を訪問し、職員の皆さんにメンタルヘルスに関する教育も行っています。
— キャリアを志したきっかけは何ですか?
東北福祉大学の総合福祉学部福祉心理学科を2006年度に、大学院の福祉心理学専攻福祉心理学分野を2008年に卒業しました。大学時代の恩師の言葉に感化され、大学で学んだことを今の仕事に活かせたらいいなと考えたことが、今の道を志すきっかけになりました。
— 専門職として大切にしている姿勢や、やりがいについて教えてください。
メンタルサポートセンターの仕事は、復職支援、各駐屯地の巡回教育、メンタルヘルス要員の育成支援です。復職支援では、精神障害等により休職中の隊員の職場復帰を支援しますが、具体的には隊員と面談をしたり、復職支援の計画を作成し、支援を行います。この時、クライアントの話を、できるだけ丁寧に聴くように心がけています。わかったつもりにならず、わからないことは正直に確認するようにしています。知識(なぜ今この処置対応が必要なのかという理論)と、技術(カウンセリングの中で人と関わる技術)の両方が求められることに大変さを感じますが、関わった方が笑顔で職場に戻っていかれると、自分のことのように本当にうれしく感じます。
— 心理学を学ぶ後輩へのメッセージをお願いします。
いま、大学で学んだ心理学の知識や経験をもとに、自衛隊の職員に対し、自身を持ってメンタルヘルスに関する指導や教育ができています。大学で論文などを作成する経験を通して、上司に対して、理論的に説明ができる力が身についていたことに気づきました。福祉心理学科で学んだことは、人と関わりがある限り、どのような職場においても役立てることができると思います。どの職場でも人間関係で悩むことはあると思うので、「しなやかさ」が365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@だと考えています。学生時代ほど、真剣に、そして自由に何かを学べる時間は、なかなかもうないと思います。ぜひ今は、自分が納得いくまで学んでみてください。きっと将来の自分や、周りの人を助ける力になるはずです。
自衛官は、国家を守り特別職の国家公務員です。主たる任務には、国の防衛、災害派遣や国際平和協力活動などがあります。自衛隊は、大きな組織で、多くの「人」で成り立っている組織です。国民のために、やりがいをもって働ける組織でもあります。様々な仕事の種類があり、所属している陸上自衛隊では、「普通科?航空科?機甲科?会計科?警務科」などがあります。陸上自衛隊の一般陸曹候補生課程に入隊後、幹部候補生選抜試験に合格し、様々な地域や職種の勤務を経て、365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@7年3月から、自衛隊仙台病院のメンタルサポートセンター長として勤務しています。メンタルサポートセンターでは、精神的な不調に陥った職員の方が、職場に戻れるよう支援する仕事をしています。また、東北の各駐屯地を訪問し、職員の皆さんにメンタルヘルスに関する教育も行っています。
— キャリアを志したきっかけは何ですか?
東北福祉大学の総合福祉学部福祉心理学科を2006年度に、大学院の福祉心理学専攻福祉心理学分野を2008年に卒業しました。大学時代の恩師の言葉に感化され、大学で学んだことを今の仕事に活かせたらいいなと考えたことが、今の道を志すきっかけになりました。
— 専門職として大切にしている姿勢や、やりがいについて教えてください。
メンタルサポートセンターの仕事は、復職支援、各駐屯地の巡回教育、メンタルヘルス要員の育成支援です。復職支援では、精神障害等により休職中の隊員の職場復帰を支援しますが、具体的には隊員と面談をしたり、復職支援の計画を作成し、支援を行います。この時、クライアントの話を、できるだけ丁寧に聴くように心がけています。わかったつもりにならず、わからないことは正直に確認するようにしています。知識(なぜ今この処置対応が必要なのかという理論)と、技術(カウンセリングの中で人と関わる技術)の両方が求められることに大変さを感じますが、関わった方が笑顔で職場に戻っていかれると、自分のことのように本当にうれしく感じます。
— 心理学を学ぶ後輩へのメッセージをお願いします。
いま、大学で学んだ心理学の知識や経験をもとに、自衛隊の職員に対し、自身を持ってメンタルヘルスに関する指導や教育ができています。大学で論文などを作成する経験を通して、上司に対して、理論的に説明ができる力が身についていたことに気づきました。福祉心理学科で学んだことは、人と関わりがある限り、どのような職場においても役立てることができると思います。どの職場でも人間関係で悩むことはあると思うので、「しなやかさ」が365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@だと考えています。学生時代ほど、真剣に、そして自由に何かを学べる時間は、なかなかもうないと思います。ぜひ今は、自分が納得いくまで学んでみてください。きっと将来の自分や、周りの人を助ける力になるはずです。
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- 住所:〒981-8522 宮城県仙台市青葉区国見1?8?1
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- FAX:022-301-1280
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