2025/11/10 教育学科 社会福祉学科

【教育学科】Happy Halloween! (伊勢ゼミ?熊谷ゼミ?異文化理解Ⅰ)

2000年以上前からヨーロッパに存在していた宗教的な祭りが起源とされるHalloween。今や日本でも仮装を楽しむ一大イベントとなっています。伊勢ゼミ?熊谷ゼミの学生は、中国や韓国からの留学生を含む「異文化理解Ⅰ」(熊谷担当)の履修生とともに、10月29日に一足早くハロウィン?パーティーを行いました。各国入り混じったグループ編成でKahoot!を用いた「Halloween Quiz」や「異文化理解クイズ」、バーンガ、英文ジェスチャー伝言ゲームを楽しみました。

バーンガとは、トランプを使った異文化間で生じる様々な軋轢やコミュニケーションの難しさを疑似体感できるシミュレーションゲームです。自分が当たり前だと思っていたルールが通用しない場面に遭遇し、どのような気持ちになるのか、どのように対応できるのかを考える良い機会となりました。ジェスチャー伝言ゲームでは、言語や文化が違ってもジェスチャーは伝わるのではないかと期待しましたが、思うように伝わらず、笑いの絶えない時間となりました。国は違っても、気持ちは通じ合うことが実感できた良い経験になりました。

<参加した学生の声> 

「バーンガ」を通して、日本に来たばかりの頃の自分を思い出しました。初めてカフェに行ったとき、何も分からず自分から席に座ってしまい、店員さんが戸惑っていたことがあります。韓国では店員の案内を待たずに自分で席に座って注文をするのが普通なので、日本ではその違いに驚きました。こうした細かい文化の違いは誰かが教えてくれるわけではないので、周りの様子を見ながら「察して」行動することの大切さを改めて感じました。(留学生3年生)

とても面白かったです。ハロウィンは中国ではあまり流行っていないので、多くの中国人はこのお祭りのことをあまり知りません。今回の合同授業を通して、ハロウィンの起源や歴史についても少し学ぶことができて良かったです。(留学生 3年生)

「バーンガ」では、言葉が通じない状況で他者と関わる難しさを実感しました。特に、グループを変えたときに、同じカードゲームのはずなのにルールが少しずつ違っていて混乱しました。相手に確認したくても、言葉を使って説明してはいけないという制約の中で、身ぶりや表情で探り合うことに強い違和感を覚えました。また、必ずしも自分の常識が相手の常識とは限らないという点なども社会に共通していると感じました。(熊谷ゼミ 2年生)

学年や国の壁を越えた交流ができました。色々な活動の中で異文化を感じることができ、新しい発見もたくさんありました。自分の「当たり前」が他の人には通じないこともあると気づくことができ、とても良い経験となりました。(伊勢ゼミ 4年生)


Kahoot!でクイズに挑戦
チーム対抗戦で3種類のクイズを行いました
ジェスチャー伝言ゲームにて、身振り手振りで伝える学生たち
バーンガでは、ルールを推測しながら行いました

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