2025/09/16 広報部PR課 芹沢銈介美術工芸館

芹沢銈介美術工芸館企画展「荘厳の世界 芹沢銈介」の開講法要

9月8日(月)の15時から、東北福祉大学国見キャンパス内の芹沢銈介美術工芸館で今月16日より開幕の企画展「荘厳の世界 芹沢銈介」の開講法要が営まれました。
2号館5階の展示室に安置された「釈迦牟尼仏」の前で行われた法要は、千葉公慈学長(芹沢銈介美術工芸館長)を導師とし、萩野寬雄教授、佐藤泰伸助手、仏教専修科の教職員によって執り行われ、芹沢銈介美術工芸館職員などが参列し、導師入堂の七下鐘導師上殿(しちげしょうどうしじょうでん)に始まり、仏に香りを供える散華荘厳(さんげしょうごん)、法語、般若心経の読経、代表者の焼香などを行いました。

法要後の千葉学長の法話より

 「(芹沢銈介作品の)〈釈迦十大弟子尊像〉に囲まれながらの法要は、なかなか経験できるものではなく、大変ありがたいものです。人にとって根ざすべき大切な宝である美?善?真?聖の四つの心を、芸術の世界から極められ、(作品を)世に残されたのが芹沢銈介先生だと思っています」

代表焼香を務められた芹澤惠子名誉館長の感想

 「読経と木魚とかすかにお香が立ち込めると、美術工芸館の展示室はたちまち厳かな法要の席に。思わず緊張感が走りました。まもなく開幕の「荘厳の世界展」に先立って行われた有り難い法要に列席させていただきました。同時に記念展の幕開けを思い身が引き締まりました。千葉公慈学長先生のお言葉、仏教専修科先生方の読経、唱和もさせていただきました。心から御礼申し上げます。」
工芸館にて本日9月16日(火)~2026年1月30日(金)まで開催します。芹沢銈介の仏教主題による作品より、曹洞宗開祖?道元禅師を描いた作品や、釈迦如来像、菩薩像、高僧の釈迦十大弟子をモチーフにした型絵染作品を約120点展示します。仏教の奥深い精神性や信心に宿る美のありようをご体感ください。

詳しくは当館ホームページをご覧ください

この記事に関するお問い合わせ

東北福祉大学 芹沢銈介美術工芸館
住所:〒981-8522 宮城県仙台市青葉区国見1?8?1
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